頸部リンパ節・腫瘍の摘出手術(2020/9/1)

いよいよ手術です。といっても病理検査用にちょっと切って、頸部リンパ節や腫瘍を摘出するだけなので日帰り手術です。今まで大きな病気やけがをしたことが無いので初めての体験。

 

最初に受付で、先日受けてきたPET-CTの結果を渡します。

診察で手術内容の詳細な説明がありました。3cmくらいは切るみたい。

「・・・えっ、結構切るのね」と思いましたが、何とか平静を保って同意書にサインします。

手術準備

手術着に着替えて手術室に入ります。この時点でメガネを外してしまいます。周りが見えすぎない方が良いです。

ドラマでしか見たこと無い手術室の光景。ただ切るのは首の横なので自分で歩いて手術室に入り手術台に登ります。手術の体制に寝かされるのですが微妙に斜めな感じでちょっとツライ。少しでも楽になるようにしてくれます。

顔に布を被せられ、血圧とかをモニターするように器具を付けられ、点滴をされ、着々と準備が進められます。

手術開始

部分麻酔を打たれて、いよいよ開始。

手術が始まっても部分麻酔が効いているので全く痛みは有りません。時たま微妙にチクッとするだけです。ただ頸というか耳の下なので、何かしている作業の音や、レーザーメスと思われるレーザーの音や、医者と看護師さんのやり取りなどが全て聞こえます。

「なるべくしわに合わせて切ろうか、うーん、しわが無いなぁ」とか。

そして、何となく何をしているのかが想像できてしまいます。ぶっちゃけ滅茶苦茶怖かったので、ずっと手とか足を微妙にギ~っとして気を紛らわせていました。おかげで終わったら足が痛くなったほどです。あとはモニター装置の「ピッ、ピッ」という音の回数を数えたり。

しばらくして患部が採取できた時に「取れました、見ますか?」と聞かれましたが、横になった体制は厳しいし、顔に布がかかっていて見えるのは隙間から少しだけだし、怖いしでお断りしました。そんなことより早く終わってくれ状態。

手術自体は特に問題も無く、1時間ほどで終了。

傷を縫った後、テープをして、さらに圧迫するためのごつい塊を頸に貼り付けられます。翌日までは付けておくようです。

手術後の診察室

手術後に再度診察室に入って手術後処置の確認。あとは、先日のPET-CTの結果を少し見せられました。

PET-CTの結果、みぞおちあたりにもう一つ腫瘍があることがわかりました。耳下腺との2ヶ所で、それ以外は無さそう。

この時は他に何を話したか覚えてませんが、最終的には生検の結果を待ちましょうってことだったような・・・。

薬を処方され帰宅

抗生物質と痛かった時用の頓服を処方されたので、薬局に寄って帰りました。

首に付けているやつはあまり濡らさないでと言われたので、その日は方から下のシャワーのみ。幸い痛みはほとんど出なかったので、頓服は使用無しで済みました。

 

  • 費用:24,330円(手術・検査料など)
  • 薬代:710円

診療明細を見ると手術よりも検査費用の方が高いです。手術って意外と安いですね。1時間ほどとはいえ、手術室内に結構人がいたけど。

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